さよならの準備

いつかくる日のために

【読書】最も弱い者に向き合う時に世界は変わる_「弱さの思想 たそがれを抱きしめる」

読み終わって思い出したことふたつ 1.零れ落ちた人々の行く末 人生は自分の選択の結果なので今更どうこう言っても仕方ないのだけれど、30を過ぎた今、世間でイメージされる所の「正しそうな幸福」から零れ落ちてしまった人は一体どうしたらいいんだろう…とい…

【読書】もっと老人を面白がっていい「老人介護/じいさん・ばあさんの愛し方」

後悔しているお別れ すごーく若いときの思い出で、お別れが近づいてきた相手の存在感や身体上の不自由を、必要以上に恐れてしまった事がある。 当時私は「いよいよお迎えが近いんだぞ」という人物と相対すること自体がはじめてで、彼が元気で健康だった時の…

【読書】小さな棘を徹底的に取り除けば世界は変わる_「小さないじわるを消すだけで」

怒りや悲しみを手放すこと、人をゆるすこと 「感情を清算する事」や「他者をゆるす方法」に興味がある。清算できていないから、ゆるせていないからこそ興味があるんだと思っていて、その自覚もある。 私は結婚と加齢によって心の起伏や生活が穏やかになった…

【読書】命に関わる悪い報せをどう伝え、医療者としてどう向き合うのか_「死にゆく患者(ひと)と、どう話すか」

困難を前にした人に絶句するだけの自分 身近な人が病に倒れたとき。回復のきざしが見られない時。困難の最中にいるその人と、どうやって日々の会話をするだろう?心からの「つらい」や「しんどい」訴えに、何も言うことが出来ずに沈黙してしまうか、逆に言わ…

さよならの準備(自己紹介みたいなもの)

前提があるほうがいいかなと思ったので書きます。 ■自分のこと 30代女性 夫と猫の3人暮らしで、共働き 義理の母と二世帯同居、義理父は6年ほど前に倒れ介護施設に 私の両親は遠方に住んでいて、どちらも健在です。 ■このブログを始めようと思ったきっかけ 数…